離婚日記~夫婦を続けるためには

50代女子。離婚を決めました。どんなふうになっていくのかわからないから・・その道のりを綴ってみようと思います。

遺伝

私がある事件の被害者のように位置づけられ、結婚できないのではないかと考えた両親は、すぐに行動に出た。

それまで何度か我が家に顔を出していたひとったらしは、私の両親に当然好かれている。

俺様を気に入った両親は、俺様の家に、私の知らない間にあいさつに行ってしまったのだ。

言いたくはないが、汚く狭い家。

昼間からお酒を飲んでいる俺様の父親。

俺様のひとったらしをつくった愛想のいい母親が出迎える。

当時私の父は、一部上場企業の工場内の研究所に勤務していた。

母はわずかだがパートで働いていた。

当時は母親は専業主婦という家庭が多く、私の母親も私たちが学校から帰る時間には家にいたので、あまり働いているという感覚はなかった。

俺様の親とどんな話をどれくらいしたのか詳細はわからないが、あとで母は私に愚痴っていた。

当然あの俺様の父親が、両親の目に普通に映るわけがない。

母がパートに出ていることを話すと、「チッ!女房を働かしてるんか・・」と、私の父をバカにするように吐き捨てるように言われたという。

それなのに、結婚式のお金の話をすると、「あ~俺はしらねえ!あとはこれと話をしてくれ」と俺様の母親に任せて、自分の部屋に行ってしまったらしい。

のちに義父となってその人間性がいろいろとわかった私からすると、そういった義父の言動はそうだよな~と思えるが、はじめて会った私の両親は、かつて見たことのない人種にかなり驚いたようだ。

それでも、娘がお嫁に行けるのなら・・というか、娘を片付けてもらえるのなら!という思いが強かったのだろう。

義父の異人種ぶりを見て見ぬふりをした。

でもね、娘としてはここでヤバいかもって思ってほしかった・・

どう見ても、普通の人種じゃないでしょ~!

俺様のひとったらしにだまされた私も、娘を押し付けることしか考えられなかった親も、同レベルのおバカだったけどね。

やめた方がいいと言ってくれた人はいたのにね~

 

口の悪さも、自分は決して悪くないという傲慢さも、俺様はこの義父からしっかりと受け継いでいる。

私の息子が危惧しているのはここだった。

この遺伝に逆らうことははたしてできるのか。

実は息子のその悩みは、今大学で遺伝の勉強をしているから始まったわけではない。

息子は高校時代、突然私の前で泣き出したことがある。

私の部屋で、私のベッドに座り、ふたりで泣いた。

 

それは俺様のキャバクラ騒動から始まった・・

 

■私からのひと言■

結婚する前には必ず相手の両親を吟味すること。できれば複数の目で。